やる気スイッチは気まぐれ次女
最近、バドミントンクラブでちょっと嬉しい出来事がありました。
うちの次女、小学6年生。ただいまバドミントンがんばってます(たぶん)。
でも彼女、やる気がある時とない時の落差が激しすぎる!
やる気があるときは、ダッシュ練習でも先頭を走るくらいの才能を見せるんですが、
やる気がない時は「できない!」と泣いて完全ストップ。もはや動かない。
やらないから当然できるようにもならず、本人もどんどん嫌になって「もうバドミントンやめたい」パターン…。
この負のループが出てくると、親としては怒る気も失せるほどうんざりします。
中学生のお姉さんが…神だった
ある日、クラブの練習で2人1組になり、上級生が下級生に素振りのフォームを教える時間がありました。
次女のペアになったのは、中学生のお姉さん。
一生懸命教えようとしてくれているのに、次女は「できない」と言ってほとんど素振りしない…。
そして運悪く、その姿を監督が目撃。
なんと教えてくれていた中学生が怒られてしまったんです!
本当なら、すぐに私が事情を説明するべきだったのですが、タイミングを逃してしまい、ものすごく後悔。
中学生のお姉さんには「次女のせいで怒られてしまって、本当にごめんね」と謝りました。
すると――
「全然いいですよ!」って。
…どんだけ良い子なんだ!!
翌日の奇跡
翌日、また同じ練習がありました。
そしたら昨日怒られてしまった中学生が、なんと!
「今日も一緒にやろう!」って次女を誘ってくれたんです。
感動で涙出そうになりました…。
すごく嫌な思いしたはずなのに、また次女を気にかけてくれてるなんて。
その日の練習後、次女は「お礼を言ってくる!」とダッシュで中学生の元へ。
「ありがとう!」と自分の言葉で伝えていました。
あの頑固な次女が「できない!」って言って泣いて動かない状態から、
少しずつ「できなくてもやってみよう」に変わってきたようです。
優しさはちゃんと受け継がれていく
後日、その中学生のお母さんにもお礼を伝えに行きました。
すると、そのお姉さんも小さい頃は次女と同じように泣いてばかりだったんだとか。
でも、当時上級生に優しく教えてもらったことが、今の行動につながっているそうです。
こうやってバドミントンを通して、技術だけじゃなくて“人への思いやり”も育っていくんだなぁとしみじみ。
次女も、いつか困っている子に寄り添える子に成長してくれたら嬉しいな。
それではまた!
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